ENEOS、有田市で9MWのメガソーラー、事業計画を公表

ENEOSは、和歌山県有田市にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ENEOS和歌山メガソーラー発電所」を建設する。県条例に基づき、11月1日から事業計画の縦覧を開始した。

 同社の石油貯蔵施設の一部7万7780.3m2を転用し、太陽光パネルを1万6738枚設置する。パネル出力は8.7822MW、連系出力は6MW。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき売電する。

 太陽光パネルは中国ジンコソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製を採用する。施工事業者は未定。工事期間は2022年4月1日~2023年3月31日、発電期間は2023年3月31日から20年間の予定。

 ENEOSグループの太陽光発電事業は、ENEOSリニューアブルエナジーの案件を含め、国内21カ所・合計49MWが稼働中、国内4カ所・合計200.4MWが建設中。海外では、米国で140MW、オーストラリアで204MWのメガソーラーの建設を進めている。